機能を中心とした公差設計は、性能を守りながら不要な加工・検査コストを抑えます。

要点

公差は機能、組立、検査を守るために使用する。

幾何公差の前に論理的なデータム体系を定義する。

難加工形状は早期に製造側と相談する。

01

一般公差と重要公差

重要でない寸法には一般公差を使い、機能形状には個別管理を適用することで図面を明確にできます。

02

機能的なデータム体系

データムは部品が組立内でどのように位置決めされ、重要形状がどう関係するかを反映させます。

03

性能を左右する形状

軸受穴、シール面、位置決め穴、取付面は代表的な重要形状です。

  • 精密穴の寸法・形状
  • 関連穴の位置
  • 取付面の平面度
  • 回転形状の振れ

04

材料・形状・検査

薄肉、深いポケット、細長い形状は剛性の高い部分と異なる挙動を示します。熱処理や表面処理も考慮します。

必要な検査方法と報告書は見積依頼時に明記してください。